カテゴリー別アーカイブ: ジャガイモ

Taytoパーク

1954年創業、アイルランドのポテトチップスメーカーが経営するテーマパークを訪問しました。
創業当時は日に347パックの販売に過ぎなかったものの、現在は毎分525パック販売しているアイルランドを代表するポテトチップスになったとのこと。

ちなみにアイルランドで栽培されているジャガイモの10%をTayto CrispsブランドをもつLargo foods(1983年創業のスナック卸兼メーカー)が購入。

スタンダードなフレーバーは「チーズ&オニオン」
Taytoパークを訪れるとこのフレーバーがお土産で貰えます。

その他「ソルト&ビネガー」、「スモーキーベーコン」パーク限定の「エビのカクテル」などなど
味は結構濃い。。アイルランドでは食パンにチップスを挟んで食べることもあるそうなので、このくらいの味付けなのかもしれません。

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ここの面白いところは実際に稼働している工場を自由に見学ができること。
ビジュアルや映像を使い子どもにも分かりやすく楽しく見学ができる工夫がされています。
(残念ながら撮影禁止)

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園内の至る所にMr. Taytoのグッズやキャラクターがあり、ディズニー並みに大人気。

アイルランドはオランダ以上にジャガイモが生活に根付いているように感じます。

ヨーロッパの現代ジャガイモ食文化

ドイツで作成された食文化ビデオ

ジャガイモ調理法14種です。

なぜヨーロッパの品種は粉っぽいものがあるのか、なぜ糖化が重要とされていないのか、どのように変わり種品種(色付きなど)をプロモーションするのか?このビデオに何かヒントが隠されているかもしれないです…

Youtube チャンネル:Food, People, Places

 

メイキングビデオもおもしろい

ジャガイモ有機栽培

オランダ北部Ensにある有機栽培農家

現在の経営面積は70haで作付品目は、小麦や20種類のジャガイモ、ホウレンソウ、ニンジン、タマネギ、チコリー、キャベツ、パースニップ、セロリ、カボチャ、ビーツ、イチゴ、ルバーブ、スイートコーン、アーティチョーク、カラスムギなど6年輪作。

内10haのジャガイモ圃場では一般的に出回っていない品種を栽培している。

Allians
EUROPLANT社で育成
中早生で硬めの生食用

Bionica
ヴァーヘニンゲン大学の研究者がアンデス野生種をもとに育種
硬めの生食用

Carolus
Agrico社で育成
生食用で目が赤い

これらはオーガニック品種として育種されたもので、疫病耐性が高いため、ha収量は25~40tとそんなに少なくない。ちなみに、オランダでの有機栽培の平均収量は35t/haで、慣行栽培の2割減。

また以下のような古くから存在する品種も栽培している。

Mayan Twilight
赤と白の斑紋が目を引く

Villetta
皮色も肉色も紫

Red Emmalie
皮色も肉色とも赤

詳細をご希望の方はコメントお願いします。

 

シロシストセンチュウ抵抗性品種

歴史を遡るとオランダではじめてシストセンチュウが検出されたのは1941年。
以後1990年まで撲滅を試みたが、結局まん延してしまったため、検査方法の見直し、抵抗性品種の使用、トラップクロップの活用などを行い現在はマネージメント型のセンチュウ対策にシフトしている。薫蒸材、殺線虫剤の使用を大幅に削減した。

以前はシストセンチュウ、シロシスト感染圃場の多いドレンテ(北東部)ではスターチしか栽培できなかったが、抵抗性品種により近年は少しずつ生食用の栽培も増えてきている。

一部生食用の抵抗性品種の例を挙げると…

  1. Innovator
    シロシスト:Pa2に8、Pa3に9と抵抗性レベルが高い
    シスト:抵抗性はない
    HZPC社育種
    ヨーロッパで最も多く栽培されているシロシスト抵抗性品種
  2. Monte Carlo
    シロシスト:Pa2に8、Pa3に9
    シスト:Ro1:9、Ro2/3:9、Ro4:8
    TPC社育種
    シロシスト、シスト共に抵抗性レベルが高い詳細は
    http://agri-biz.jp/item/detail/4184?item_type=1

 

 

オランダ南部の複合農家でバーベキュー

オランダ南部ゼーランド州にある “in’t Anker farm” 農場を訪問した。この農場は海抜0m以下に位置するが、塩化部は表層にはないため栽培には影響がないと言う。この農場では 冬小麦、てん菜、とうもろこし、フライドポテト用のジャガイモ、種イモ、玉ねぎを栽培している。さらに70、80頭の肉牛も飼育している。

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ジャガイモ

オランダは種イモ輸出国である。約1,600戸の種イモ生産者が35,000-38,000haの圃場で年間約95万トンの種イモを収穫している。内70%は輸出用だ。Agriaという生食、加工用共に使用される長楕円形、皮色、肉色が薄黄色の品種を栽培している。オランダでは3、4輪作が一般的だが同農場では5輪作を採用している。DSC_8228

BBQ

同農場ではBBQも楽しめる。どのように育ったか見ることができる食材を使用しているので、安心して食べることができるだけでなく、、美味しい!安い!

またショップでは同農場の牛肉や近隣農家で作られたチーズ、ジャム、小麦粉などを購入できる。
これも安くて美味しい!オランダの農家は直接販売を行っていることが多いので、立ち寄ってみることをお勧めします。

●Practical information Boerderijwinkel  “in ’t Anker” address: Schoorse Bredeweg 1, 4423 PA Schore tel: NL 0113-341455 web page: http://www.boerderijwinkelintanker.nl/ e-mail: info@boerderijwinkelintanker.nl open: on Saturdays from 8:00 to 12:00 pm and on Wednesday from 14:00 to 18:00. On the other days, they can open when they are at home. Closed on Sundays.

オランダのジャガイモ(1)Agria

オランダには1000種類近くのジャガイモの品種が存在します。
消費者は品種名ではなく、料理法(とても柔らかい、柔らかい、かたい)で購入を選択します。
そんなオランダですが、品種を知ることでよりオランダジャガイモ生活が楽しめる!と信じていますので、
勝手に「ジャガイモプロジェクト」と題し、品種の紹介をしていきます。

第一回目はオランダのジャガイモの紹介において避けては通れない品種 “Agria”

Agriaは1986年に品種改良された古い品種ですが、未だにオランダでは汎用性の高さから人気があります。
生食用はもちろん、フライドポテトなど加工用としても有用ですし、オーガニック栽培用のAgriaもあります。

オランダに住んでいたら一度は口にしたことがあるAgriaです。

基本情報

– 皮色: 黄色
– 肉色: 黄色
– 形: 長楕円
– サイズ: 大きい
– 早生品種
– 収量高い
– 少し柔らかめ

調理法 
個人的にはノンフライヤーで手作りフライドポテトを作る時にはこの品種を使用します。
少し柔らかめの品種ではありますが、もっちり感もあるので、フライドポテト、ベイクドポテト、ポテトサラダにも使います。
ちなみにオランダのポテトサラダは日本のものよりしっかりマッシュしてクリーミー&マヨネーズでかなりしっかり味付けがしてあります。

疫病耐性

– ジャガイモシストセンチュウ: RO 1 と4 完全に耐性あり
– 塊茎褐色輪紋病, エルヴィニア菌, Ynウィルス, Yntnウィルスと疫病に耐性あり
– ジャガイモシストセンチュウ: PA 2 and 3, そうか病, 粉状そうか病, 黒アシ病, 根こぶ病 1, 2 ,6には耐性が少ない

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